国際理解教育でつける「力」とは2
徳田です。サークル通信の続きです。
《国際理解教育》
地球全体の視野に立って、ものを考え・人と接し・行動できる人間の育成(「地球
人」として、いかに考え、いかに人と接し、いかに行動するか)
「地球人」としての生き方(思考や行動)を支える要素(必要条件)
(1) 環境問題についての知識や情報
(2) 他国理解・異文化理解
(3) 自国理解・自国文化理解
(4) 自己理解・他者理解
(5) コミュニケーション能力
(6) その他
(1)〜(6)が「地球人」としての資質や能力を支える要素
「環境の学習」はその一端を担う。
《「国際理解教育」と総合学習との関係》
※ 「国際理解教育」=「『地球人』を育てる教育」と定義づける
「国際理解教育」 (1) 「環境の学習」 ⇒総合学習1
(2) 「国際理解の学習」 ⇒総合学習
2
・異文化理解の学習
・自国理解の学習
・英会話の学習
・その他
(3) 「ライフスキル学習」 ⇒総合学習3
・生命のライフスキル
・生活のライフスキル
・人生のライフスキル
@自己認知スキル・他者共感スキル
A創造的思考スキル・批判的思考スキル
Bコミュニケーションスキル・対人関係スキル
C意思決定スキル・問題解決スキル
Dストレス対処スキル・情動対処スキル
(4) 「ボランティアの学習」 ⇒総合学習4
・他者理解の学習
・コミュニケーションの仕方を学ぶ学習
・その他
(5) 「情報の学習」 ⇒総合学習5
(6) 「その他の学習」 ⇒総合学習6・
7・
8・9
※ このように「国際理解教育」を「『地球人』を育てる教育」と定義づけ
ると、総合学習のそれぞれを統合する(くくる)ことができます。
それぞれの総合学習が国際理解教育、つまり「地球人を育てる」教
育の一端を担うことになります。
国際理解教育を支える要素であるそれぞれの総合学習を充実させていけば「よき
地球人」を育てることへとつながる。そんな発想です。
以上です。ご意見をお聞かせください。